
理科・社会も塾に通わせる余裕はないけど、家庭で勉強見るのも難しい…。どうしたらいいの?
そんな悩みを解決します。
✅ 記事の内容
- 理科・社会は塾なしでもOKな理由
- 後回しにしてはいけない重要性
- 実際に効果があった3ステップの学習法
✅ 記事を書いている人
- 中学生と小学生の娘の父
- 中学生の娘が「MARCH付属の高校」に合格
- 偏差値45の大学出身だが、塾費用を抑えた家庭学習で成果を出した
塾の理科・社会コースは追加料金が高く、家計に大きな負担となりますよね。
しかし、実は理科・社会こそ、家庭学習に最も適した科目なのです。

私は偏差値45の大学出身で決して高学歴とは言えませんが、理科・社会を家庭学習中心で取り組むことで、娘をMARCH付属高校合格に導くことができました。
この記事では、そんな私が実践した「3ステップの家庭学習で理科・社会の成績をアップさせる方法」をお伝えします。
中学生のお子さんの理科・社会の学習を、家庭でサポートしたいと思っている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
理科・社会は塾なし家庭学習でOK

多くの親が「理科・社会も塾に通わせた良いかな」と思いがちですが、家庭学習のみで十分です。
理科・社会は他の教科と比べて、暗記がメインです。
数学みたいに複雑な計算を理解したり、英語みたいに文法を使いこなしたりする必要がありません。
覚えさえすれば点数に直結するのが理科・社会のいいところです。
また、理科・社会は親にとって最も教えやすい科目でもあります。

特に歴史が好きなお父さんって多いですよね。
数学の難しい証明や英語の文法説明と違って、理科・社会は「知識を教える」ことがメインになります。
親世代が学んだ内容とそんなに変わらないので、自信を持って子どもと一緒に勉強できるんです。
暗記中心の科目は、塾よりも家でコツコツ繰り返す方が実は効果的なんです。
塾だと決められた時間で進むので、子ども一人ひとりのペースに合わせてもらえません。
でも家庭学習なら、その子のペースで何度でも繰り返せるので、しっかり記憶に残せます。
理科・社会の家庭学習の後回しはNG!3つの理由

「理科・社会は暗記だから、後で何とかなるでしょ」って思ってませんか?
実はこれ、大きな間違いなんです。理科・社会こそ、毎日コツコツやる必要がある科目なんです。
①テスト直前では暗記が間に合わない
理科・社会の暗記量は想像以上に膨大で、定期テスト直前の一夜漬けでは絶対に間に合いません。
中学3年間の歴史だけでも、古代から現代まで何千年分の出来事、人物名、年号を覚える必要があります。

娘の同級生で、定期テスト1週間前から理科・社会を始めた子がいましたが、結果は散々でした。
暗記は一日にしてならず。毎日コツコツ積み重ねることで、しっかり記憶に残るんです。
②積み重ねがないと負担が大きい

理科・社会は積み重ねの科目なので、後回しにすればするほど、後から取り戻すのが困難になります。
特に理科は、1年生で学ぶ基礎が2年生、3年生の内容につながってます。
例えば化学なら、1年生の「物質の性質」を理解してないと、2年生の「化学反応」が全然わからなくなっちゃいます。
社会も同じで、地理の知識がないと歴史の背景が理解できないし、歴史の流れがわからないと公民の政治制度も理解が難しくなります。

「後回しにしない」これが理科・社会攻略の最大のコツです。
③内申では理科・社会の配点が重要です。
理科・社会を軽視していると、高校合格が厳しくなります。
高校推薦入試では、理科・社会も数学・英語と同じ配点で評価されるからです。
多くの親が数学・英語を重視しがちですが、入試では5科目すべてが同じ重みを持っています。

実際、多くの高校の推薦入試では、5科目すべての内申が基準を満たす必要があります。
理科・社会で高得点を取れれば、数学・英語で多少ミスしても十分カバーできるんです。
だからこそ、理科・社会の内申点をしっかり取ることが、志望校合格への近道なんです。
【実践済み】理科・社会の効果的な家庭学習法3ステップ

ここからは、実際に我が家で実践して効果があった学習方法をご紹介します。
この3ステップを実践することで、塾に通わなくても理科・社会の成績は上がります。
①次の授業までに必ず復習する
理科・社会の家庭学習で一番大切なのは、習ったことを次の授業までに復習することです。
暗記って、時間が経つほど忘れちゃうものです。
だから習った内容を早めに復習することで、記憶にしっかり残せます。
復習といっても、最初は教科書を読み返すだけで十分です。

我が家では、娘が学校から帰ってきたら必ず「今日の理科と社会、何やった?」って声をかけました。
娘が私に説明することで、習った内容を整理できるし、わからないところもはっきりします。
②週末は教科書・ノート・ワークを復習する

週末は平日に習った理科・社会の内容を、教科書・ノート・ワークを使ってしっかりと復習する時間を作りましょう。
平日は時間が限られてるので、週末にまとめて1週間分を復習することで、知識をより確実に定着させられます。
特に学校のワークは、定期テストの問題と直結してるので、必ずやっておくことが大切です。
学校以外の問題集に手を出すと負担が大きくなるので、やる必要はありません。

我が家では、土曜日の午前中を理科・社会の復習時間にしてました。
娘には「教科書とワークだけで十分。これを完璧にしよう」って伝えました。
その結果、定期テストでは安定して高得点を取れて、内申点アップにつながりました。
③反復学習で記憶を定着させる
理科・社会の暗記で一番大切なのは、1回で覚えようとしないことです。
何度も繰り返すことで、しっかり記憶に残せます。
多くの子が「1回見たのに覚えられない」って諦めちゃいますが、暗記は繰り返しで強化されるものです。
同じ内容を3回、5回、10回と繰り返すことで、長期記憶として定着していきます。
やり方としては、教科書かノートを声に出して一回だけ読む程度で構いません。

実際、最初は全然覚えられなかった化学式も、毎日見てるうちにスラスラ言えるようになりました。
継続は力なり。反復学習こそが暗記科目攻略の王道です。
理科・社会が苦手な子への家庭学習サポート方法

理科・社会が苦手な子どもでも、親の適切なサポートがあれば必ず成績を上げることができます。
ここでは、具体的なサポート方法をご紹介します。
完璧を目指さない
苦手な子の場合、完璧を求めすぎると嫌になっちゃいます。
「覚えられるところから少しずつ」って気持ちで始めることが大切です。
最初から全部覚えようとしなくて良いです。

娘には「1回で覚えられなくても大丈夫。少しずつでいいからね」って伝えました。
親御さんは「今日は3つだけ覚えようか」「昨日の復習をちょっとだけやってみよう」って声かけを心がけてください。
小さな積み重ねが、やがて大きな成果につながります。
歴史漫画や実験動画で興味を引き出す
理科・社会への興味を引き出すには、教科書だけでなく、歴史漫画や実験動画などの視覚的な教材を活用することが効果的です。
特にYouTubeには、わかりやすい歴史解説チャンネルや実験を紹介する理科チャンネルがたくさんあります。
子どもが理解しにくい内容があった時は、一緒に動画を見ることで理解が深まります。
動画なら何度でも見返せるし、その子のペースで学習できるのが大きなメリットです。

我が家でも、娘が化学反応でつまづいた時は、youtubeを一緒に見ました。
「なるほど、こういうことだったのか!」って娘が納得する瞬間を何度も見れました。
動画教材は無料で使えるので、家計にも優しい学習方法です。
クイズを出し合って楽しく学習する
親子でクイズを出し合うことで、勉強が「楽しいもの」に変わります。
クイズ形式にすることで、子どもの競争心や好奇心を刺激できます。
また、子どもが親に問題を出す側に回ることで、知識の整理と定着も促進されます。
「お父さん・お母さんも一緒に勉強している」
という安心感も、子どもの学習意欲を高める重要な要素です。
特に歴史好きのお父さんなら、積極的にクイズを出してあげてください。

我が家では、夕食時に談笑しながらクイズを出し合っていました。
「徳川家康の好きな食べ物は何?」「ペリーが乗ってきた船の名前は?」など、雑学も交えると盛り上がります。
家族で楽しみながら学習することで、理科・社会が得意科目になる可能性も十分あります。
理科・社会の家庭学習のよくある質問
実際に多く寄せられる質問と、実体験に基づく回答をご紹介します。
Q1: 理科の実験内容が理解できない時は?
A: YouTubeの実験動画を活用することをおすすめします。
理科の実験って、文字だけじゃ理解が難しいですよね。
でも動画で実際の様子を見ることで、一気に理解が深まります。
「実験 中学理科」で検索すれば、わかりやすい動画がたくさん見つかります。

私が良く見ていた動画はコレです。
親子で一緒に動画を見て、「なぜこうなるのかな?」って話し合うことで、より深く理解できます。
Q2: どのくらいの勉強時間が必要ですか?
A: 授業の復習で15分。週末のワークで60分です。
理科・社会は長時間の勉強よりも、短時間でも継続することが重要です。

重要なのは時間の長さではなく、触れる回数です。
Q3: 塾の理科・社会コースは本当に不要?
A: 教わることよりも自分で暗記する教科なので塾は必要ありません。

理科・社会は暗記中心の科目なので、塾で教わるより家庭で反復練習した方が効果的です。
ただし、家庭学習の習慣がついてない場合は、最初だけ塾のサポートを受けるのも一つの方法です。
最終的には家庭学習に移行することで、塾費用を大幅に抑えられます。
まとめ:理科・社会は家庭学習で成績アップできる

理科・社会は塾に通わなくても、家庭学習で十分成績を上げることができる科目です。

大切なポイントは以下の3ステップです:
- 次の授業までに必ず復習する
- 週末は教科書・ノート・ワークを復習
- 反復学習で記憶を定着させる
そして苦手な子でも、完璧を目指さず触れる回数を増やし、歴史漫画や実験動画で興味を引き出し、親子でクイズを出し合うことで必ず成績は上がります。
塾費用を抑えながら、親子で一緒に取り組むことで、理科・社会は必ず得意科目になります。
高学歴である必要はありません。
大切なのは、親が一緒に学ぶ姿勢を示して、子どもの学習を家族全体でサポートすること。
今日から「一緒にやろう」って気持ちで、理科・社会の家庭学習を始めてみませんか?
あなたの継続的なサポートが、きっと子どもの成績アップと塾費用の節約につながるはずです。